《低温調理》材料たったこれだけ。コンソメ不要!トマト+塩麹+生クリーム(47)で作る、濃厚ポタージュ

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麹で簡単に作れる発酵食品のお料理をご紹介します。
今回のレシピは、びっくりするくらい簡単なトマト麹ポタージュです。

麹レシピや発酵食品ビギナーの方にお勧めです。ぜひお試し下さい。

トマト麹ポタージュの魅力

トマト麹ポタージュの魅力や、期待できることについて

何といっても、米麹を使うので、お腹の中で善玉菌が増える働きをします。それが整腸作用を促します。
なお、トマトと麹が合わさることで、うまみが増して、コンソメいらずの味に仕上げてくれます。
そして、脂肪成分の高い生クリームで、良質な脂質を摂取できます。
生クリームに含まれる、リノール酸やオレイン酸は、不飽和脂肪酸といって、肌の保湿や動脈硬化の予防に役立つ他、脂肪燃焼を助けてくれ、体脂肪の蓄積を抑制する効果もあると言われています。
なお、生クリームには、ビタミンAやビタミンDも豊富に含まれており、免疫力を高めたり、骨の健康に役立ちます。そして、トマトに含まれるビタミンEが生クリームの不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ役割を果たします。

 

トマト+塩麹+生クリーム(47)で作る、濃厚ポタージュ

材料は、たったこれだけ。

★★★材料(2人分)★★★

■ トマト 1個(約150g)

■ 塩麹(約110g)または、塩(約10g + 米麹 100g)

■ 生クリーム45~47(乳脂肪分:45.0~47.0%) 1パック(200ml)
※このレシピではタカナシ47を使用しています。

(お好みでコショウや、ローズマリー、オレガノなどのハーブを加えてください)

調理方法は、2通り用意しました。
1つは、コンロで調理する方法。
2つ目は、炊飯器を使う方法です。

麹を使用するので、60度を目安に、温める感じで熱を通すことをお勧めします。
麹菌は、70度に達すると死滅すると言われています。
※ただ、酵素で造られたぶどう糖や糀菌体の栄養成分については壊れないそうです。
今回は、低温調理の範囲で、当レシピ(トマト麹ポタージュ)をご紹介いたします。

 

★★★レシピ1~コンロで調理する場合~★★

1)トマトと塩麹を合わせて、トマト麹を作る。
トマトは1㎝角に切る、または、塩麹を加えた状態でフードプロセッサーでつぶすし、よく混ぜる。
※乾燥麹を使った場合、麹の固まりが残りやすいのでふやかすか細かくつぶしておく。

※30分~1時間、常温で寝かせてください。あらかじめトマト麹を作っておいて、
3日ほど経ったものを使用すると、なお良し(`・ω・´)bの状態です♪
麹の力で発酵が進みうまみが増します。

2)鍋に生クリームを入れ、温めます。(とろ火)
(60℃くらいがベスト。)

3)トマト麹を加え、ゆっくりかき混ぜる。

4)2分ほど温め、温度が上がりすぎないところで、火を止め完成。
(60度~70度で加熱を止めてください)

※お好みで、コショウやハーブなどを振ってください。

★★★レシピ2~炊飯器で調理する場合~★★

1)炊飯器に、トマト麹と生クリームを入れる

2)炊飯器のふたをせず、布巾をかぶせ保温機能を使い、30分程度で完成

※お好みで、コショウやハーブなどを振ってください。

 

いかがでしょうか。

これだけです。

こんなに簡単に作れてしまう、トマト麹ポタージュなんですが、大切なポイントが3つあります。

其の1)トマトと塩麹を合わせて最低30分は寝かせてください。
1日~3日寝かせたものが使えたらより良い状態です。

其の2)生クリームの脂肪分が高いものを使用しましょう。(45~47)
ホイップは、植物性の油脂が含まれるので、濃厚さやうまみを出すため、
ホイップではなく、生クリームを使用しましょう。
※乳糖不耐症の方など、乳製品が苦手な方は、無調整豆乳200ml+
こめ油やオリーブオイル(50ml)ををミキサーにかけて生クリームの
代用とすることもできます。

其の3)加熱の際は煮立たせないのがポイント。口に運んで熱いくらいの温度感で調理を完結。

 

 

いかがしょうか。たったこれだけの材料で、こんなにいいことが期待できるのです。

寒い季節や、お腹が空いてなかなか寝付けない夜などは、とっても効果的です🍀

ぜひ一度お試しくださいませ。

 

 

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